騒音計(デシベル測定)
「測定開始」をタップ
測りたい場所に端末を向けてください。
スマホで騒音を測る方法
- 「測定開始」を押し、ブラウザからマイクの使用を求められたら許可します。iPhone、Android、Mac、Windows のどれでも、最新のブラウザならそのまま使えます。
- 端末を測りたい場所に置き、マイクを音のする方へ向けます。マイク穴を指やケースでふさがないようにしてください。
- 大きな数字を読みます。今の騒音レベルを dB(A) で表示し、一般的な騒音計と同じ「Fast」(125ミリ秒)の時定数で1秒に何度も更新します。
- 最小・平均・最大を確認します。「平均」は単純な平均値ではなく、騒音の評価に使われる等価騒音レベル(Leq)です。
- グラフで直近60秒の変化を見ます。ドアを閉める音、トラックの通過、犬の鳴き声など、一瞬の大きな音もわかります。
音声は録音も保存も送信もしません。音の大きさはブラウザの中で計算され、その場で破棄されます。
スマホの騒音計はどのくらい正確?
スマホやパソコンのマイクは校正された測定器ではないため、表示は目安です。40〜95 dB の範囲なら、本物の騒音計との差はおおむね ±3〜5 dB に収まります。誤差が出る主な理由は3つです。
- マイクの感度は機種ごとに違います。手元に騒音計があれば同じ場所で測り比べ、「補正」スライダーで差を足し引きしてください。設定はこの端末に保存されます。
- OS の自動音量調整やノイズ除去が大きな音を抑えてしまうことがあります。この騒音計はブラウザにそれらを切るよう求めますが、すべての環境で効くわけではありません。
- とても静かな音・とても大きな音は苦手です。内蔵マイクは 30 dB 前後より下を測れないため、静まり返った部屋でも 28〜35 dB 程度になります。逆に 100〜110 dB を超えると音が割れて頭打ちになります。
近隣トラブルの証拠や職場の作業環境測定など、正式な記録が必要な場面では、計量法の検定に合格した騒音計(JIS C 1509-1 クラス1・クラス2)を使ってください。家電の音を比べる、寝室の静かさを確かめるといった日常の用途なら、この騒音計で十分です。
騒音の目安(dB 早見表)
数字だけでは大きさがつかみにくいので、身近な音と並べました。右端の時間は、日本産業衛生学会の許容基準(85 dB で1日8時間、3 dB 上がるごとに半分)にもとづく、聴力を守るための1日あたりの目安です。
| レベル | 身近な音の例 | 許容時間 |
|---|---|---|
| 20 dB | 木の葉がふれあう音、雪の降る夜 | 制限なし |
| 30 dB | ささやき声、郊外の深夜 | 制限なし |
| 40 dB | 図書館、静かな住宅地の昼 | 制限なし |
| 50 dB | 静かな事務所、エアコンの室外機 | 制限なし |
| 60 dB | ふつうの会話、静かな乗用車の車内 | 制限なし |
| 70 dB | 掃除機、騒がしい事務所、セミの鳴き声 | 制限なし |
| 80 dB | 地下鉄の車内、ピアノの演奏(正面1m) | 制限なし(長時間は注意) |
| 85 dB | 交通量の多い幹線道路の歩道 | 8時間 |
| 90 dB | 騒がしい工場の中、カラオケ店の客席 | 約2時間30分 |
| 100 dB | 電車が通るときのガード下 | 約15分 |
| 110 dB | 自動車のクラクション(前方2m) | 約1分30秒 |
| 120 dB | ジェット機のエンジンの近く | 約9秒 |
dB は対数の単位なので、10 dB 上がると耳には約2倍の大きさに聞こえ、音のエネルギーは10倍になります。60 dB と 80 dB の差は「少し」ではなく、聞こえ方で約4倍です。
何 dB からうるさい?環境基準と生活騒音
環境省の「騒音に係る環境基準」では、一般的な住宅地の屋外で 昼間(6〜22時)55 dB 以下、夜間(22〜6時)45 dB 以下 が望ましいとされています。幹線道路に面した地域は、これより高い値が別に定められています。
この基準は屋外の環境を評価するためのもので、マンションの足音や隣室のテレビなど室内の生活音を直接判定するものではありません。それでも「夜に 45 dB を大きく超える音が続く」といった具体的な数字は、話し合いや相談のときに役立ちます。
近所の騒音を記録するコツ
- 窓を閉め、音が気になる場所(寝室など)で測ります。
- 日時、続いた時間、平均(Leq)と最大の値をメモし、数日に分けて記録します。
- 音が止んでいるときの静かな値(暗騒音)も測っておくと、どれだけ大きくなったかを示せます。
- 相談先は、マンションなら管理会社や管理組合、そのほかは市区町村の環境・公害担当の窓口が一般的です。
dB(A) と dB(Z) の違い
初期設定では A特性で測ります。A特性は人の耳の感じ方に合わせて、とても低い音と高い音を小さめに数える補正で、環境基準や一般的な騒音計で使われている方式です。重低音と高音が同じエネルギーでも、耳に聞こえる大きさが違うのはこのためです。補正をかけない生の値を見たいとき(サブウーファーの確認など)は dB(Z) に切り替えてください。
ブラウザのツールバーからワンクリックで測れる HowLoud の拡張機能もあります。Chrome、Firefox、Edge で無料です。
よくある質問
スマホを騒音計の代わりに使えますか?
使えます。このページとスマホのマイクで、40〜95 dB ほどの日常的な音なら、本物の騒音計と数 dB の差で測れます。端末を動かさず、マイクを指でふさがないようにしてください。騒音計と比べられる場合は「補正」で差を合わせると精度が上がります。
アプリを入れずに無料で騒音を測れますか?
このページがそのまま無料の騒音計です。ダウンロードも登録も不要で、iPhone、Android、Windows、Mac のブラウザで動きます。測定履歴を残したい、長いグラフや PDF レポートが欲しい場合はアプリ版をどうぞ。
70 dB はどのくらいうるさいですか?
掃除機や騒がしい事務所くらいの大きさです。うるさく感じますが、聴力への影響が出始めるのは 85 dB を1日8時間ほど聞き続けたときからです。
夜は何 dB からうるさいと感じますか?
環境省の環境基準では、住宅地の夜間は屋外で 45 dB 以下が目安です。室内については、WHO(世界保健機関)の指針で、寝室は 30 dB 程度がよく眠れる目安とされています。
静かな部屋なのに 30 dB と表示されるのはなぜですか?
内蔵マイク自体に小さな雑音があるため、30 dB 前後より下は測れません。実際には 20〜25 dB の静かな部屋でも、30 dB 前後と表示されます。
測定中の音声は録音されますか?
録音も保存も送信もされません。マイクの信号から音の大きさだけをブラウザ内で計算し、音声そのものはすぐに破棄されます。